文賢

INTERVIEW
株式会社おいかぜ ディレクター/コピーライター × 文賢
「文章を発信すること」を、文賢が応援してくれる
Interviewed by Haruna Akaki / BUNKEN
Photography by THINGMEDIA.Inc
Interviewed on June 2019
Webデザインやグラフィックデザイン、プラットフォームソリューションなどのさまざまな事業を手掛けている株式会社おいかぜで、ディレクター兼コピーライターとして活躍されている柴田明さま。仕事で文章を書くときはもちろんのこと、プライベートのSNSの発信でも言葉にこだわっているという柴田さまに、文賢を使うことにした理由や、言葉へのこだわりについて、お話を伺いました。
株式会社おいかぜ ディレクター/コピーライター 柴田明 Aki Shibata
大学卒業後、京都の広告代理店にコピーライターとして就職。ディレクター、営業、採用コンサルタントなど、さまざまな仕事の経験があり、4児の母でもあります。現在は株式会社おいかぜにフリーランスとしてジョインし、Webサイトやパンフレット制作のディレクションとコピーライティングを担当していらっしゃいます。
株式会社おいかぜ
株式会社おいかぜ
株式会社おいかぜは、京都市にあるデザイン会社。
Webデザインやグラフィックデザイン、プラットフォームソリューションを通して、お客様の「おいかぜ」になることをコンセプトに、さまざまなプロジェクトを支援中。
文賢を使う前の課題
使った後の効果
ISSUE
課題
記事を書く媒体によっては独自の表記ルールがあるため、表記ミスを見落としてしまうことがある
長文を書く機会が増えたので、文章チェックが大変になってきた
一人で繰り返し推敲することが多く、文章作成に時間がかかっていた
BENEFIT
効果
文賢の辞書を切り替えれば、目的にあわせて文章をチェックできるので、普段と表記ルールが違っても見落としがなくなった
文賢が記事にハイライトを入れてくれるから、これまで気づかなかった視点で文章チェックができるようになった
文章作成をサポートしてくれる仲間ができて心強い
INTERVIEW
株式会社おいかぜの柴田明さま
ある案件の表記ルールを守るために・・・。
文賢をカスタマイズしてみた。
Akaki
Akaki

ということで、今回は株式会社おいかぜでディレクター兼コピーライターを務めている柴田さんにインタビューさせていただきます。

柴田さんはお仕事の中で、どのように言葉と関わっているのでしょうか?

Shibata
Shibata

社会人になってからずっと、文章を書くことを仕事にしています。

学生時代から、SNSによく日々の出来事を綴っていて、文章を書くことが好きだったんです。
大学卒業後、新卒でコピーライターとして広告代理店に入社したことをきっかけに、キャッチコピーを書いたり、インタビューの記事を書いたり、言葉を仕事にするようになりました。

現在はフリーランスとしてさまざまな企業さんやチームに関わっていて、株式会社おいかぜでは、Webサイトやパンフレットなどの制作をしています。
また、別のチームでは、広報担当のような立場で、Webサイトの記事やFacebookの投稿内容を書いて、世の中に情報を発信しています。

Akaki
Akaki

コピーライターや広報など、いろいろな立場で文章を書いていらっしゃるんですね!

なぜ文賢を使おうと思ったのでしょうか?

Shibata
Shibata

文賢のことをTwitterで見かけて、「いいなぁ、使ってみたいなぁ」と思っていました。
そんなときに、独自の表記ルールがあるチームで広報を担当することになったんです。

「この送り仮名は書かない」「この単語は漢字で書く」というルールがたくさんあって、私が普段文章を書くときの方針と違う点もたくさんありました。
そのため、表記ミスを見落としてしまうことがあり、校正担当の方に何度も手間をかけてしまって・・・。

そこで、文賢を使ってみることにしたんです。
ユーザー辞書に表記ルールを登録し、漏れがないかチェックするようにしました。

Akaki
Akaki

それが文賢をお使いいただいたきっかけだったんですね。

文賢の辞書機能では、「開く(ひらがなで書く)」「閉じる(漢字で書く)」などの表記ルールを自由に追加・編集できるので、柴田さんのように、自分だけのオリジナル辞書をカスタマイズしている方も多いです。

実際に文賢を使ってみて、表記ミスは減りましたか?

Shibata
Shibata

はい、減りました。
とてもありがたかったです。

文賢を導入したきっかけを語る柴田さま
ひとりで文章を書いている人に寄り添ってくれる存在。
文賢は自分が気付かなかった視点を教えてくれる。
Akaki
Akaki

文賢を仕事の現場で積極的に使ってくださっていてうれしく思います。

もし、文賢の印象を一言でいうのなら、どんな言葉になるでしょうか?

Shibata
Shibata

そうですね。
「文章を書く人の背中を押してくれる存在」だと思います。

文章を書くのって、とても孤独な作業だと思うんです。
自分が書いた文章を、何回も何回も自分で読んで、一晩寝かせて、また自分で読んで・・・。

私の知り合いのライターさんは、「ライターの仕事は、ずっと壁に向かって一人でしゃべり続けるようなものだ」と言っていました(笑)

でも、文賢を使うと、「ここ、きちんと確認した?」「ここ、この表現で本当にいいの?」と寄り添いながら問いを投げかけてくれるんですよね。

誤字脱字の可能性がある箇所や、注意したほうがよいポイントにハイライトを入れてくれるとき、そのコメントの出し方に背中を押してくれるような温かさを感じます。

とくに、私は長い文章を書くときに文賢を頼りにしています。
自分ひとりで文章を書いていると、推敲のたびに「あっ、これ気付けていなかった・・・!」と思うことが多くあったのですが、文賢で確認することで、見なおす手間が減りました。

Akaki
Akaki

このようなことを聞くのは恐縮なのですが、たとえば、柴田さんの文章の場合、文賢はどんなことをよく指摘しますか?

Shibata
Shibata

よく指摘してくれるのは「助詞の連続使用」です。

文賢を使うまであまり気にしたことがなかったのですが、同じ助詞が続くとリズムが悪くなってしまったり、わかりづらい文章になってしまうんですよね。

文賢でチェックするたび、自分の文章のクセが見えてくるので、ちょっと恥ずかしいです(笑)

文賢で「助詞の連続使用」をチェックした画面
文賢で「助詞の連続使用」をチェックした画面
Akaki
Akaki

ちなみに、文賢のいろいろな機能のうち、好きな機能はありますか?

Shibata
Shibata

「機能」というわけではないのですが・・・「すごくいいな!」と思っているのが、文賢のアドバイスはすべて口調が丁寧で優しいことです!

たとえば、文賢のハイライトで出てきた指摘は、すべて「~かもしれません」というような優しい言い方なんですよね。

文賢は「こう書いた方がいいかもしれないよ」と寄り添って一緒に考えてくれる存在。
一緒にいて気持ちがいいツールです。

Akaki
Akaki

うれしいです・・・!
まさに、文賢は「柔らかな問いを与えてくれるツール」を意識しています。
たとえば、指摘した箇所を直すにしても、相手を説得するのではなく、相手に納得して自分で考えてもらいたい、と。
そのためには、どう伝えるかが大切だと思っています。
文賢のこだわりに気付いてくださり、ありがとうございます。

文賢を使う柴田さま
言葉は人を傷つける武器にもなってしまう。
だからこそ、相手の気持ちを想像しながら、言葉を紡ぎたい。
Akaki
Akaki

柴田さんが文章を書くときに気をつけていることはありますか?

Shibata
Shibata

読み手がどう受け取るかを想像して言葉を選ぶことは、常に意識しています。
プライベートでSNSに他愛のないことを書くときも、投稿する前もした後も、テキストを何度も読み返して気になったところは編集してしまいます。

言葉の怖いところって、相手との物理的・心理的な距離にかかわらず、人を傷つけたり、人に影響を与えたりしてしまえることだと思います。

こぶしだったら目の前にいる人のことしか殴れないけれど、言葉は紙や音声、テキストデータなどのさまざまな形で、自分の想像が及ばないところまで届いてしまうことがあります。

受け手によって、言葉の解釈はいろいろです。
すべての解釈を想定することはできないけれど、なるべく読み手の気持ちを想像してから言葉を紡ぐことが大切だと考えています。

Akaki
Akaki

柴田さんが書かれた文章を読んでいると、その先にいる読者の方の姿が見えてきます。
それって、読者の方の気持ちをしっかり想像し、使う言葉を選び抜いているからなんですね。

文章を作成する柴田さま
Akaki
Akaki

それでは最後に、文賢へのメッセージをお願いします。

Shibata
Shibata

私は言葉を大事なものだと思ってきたし、言葉がすごく好きなので、文賢に出会えてうれしかったです。

言葉を大切にする思いを、ツールとしてこんな形で表現している人たちがいるなんて・・・「すごい!」と思いました。

文賢を通じて、たくさんの人に文賢開発者さんの想いが届くといいなぁと思います。

Akaki
Akaki

とてもうれしいお言葉です・・・!
たくさんの人に文賢を届けられるよう、これからも頑張ります。

柴田さん、ありがとうございました!

Shibata
Shibata

ありがとうございました!

文賢へのメッセージを伝える柴田さま
※本インタビューに記載の肩書きや数値、固有名詞、場所などは取材当時(2019年6月)のものです。
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