文賢

INTERVIEW
株式会社cocowa 代表取締役/『ノマド的節約術』編集長 × 文賢
文賢が後押ししてくれた、編集部の成長とアイデアの創造
Interviewed by Haruna Akaki / BUNKEN
Photography by THINGMEDIA.Inc
Interviewed on June 2019
節約情報サイト『ノマド的節約術』や、お土産情報サイト『OMIYA!』などを運営する株式会社cocowa。代表取締役で編集長の松本さまは、ご自身やライターさんが書いた記事をチェックするために文賢を活用されています。「記事を読んだ人が知識を得て、自分で考えて行動できるようになるメディアを目指したい」と言う松本さまに、言葉のもつ魅力や、文賢を使ったことで起きたポジティブな変化について伺いました。
株式会社cocowa 代表取締役/『ノマド的節約術』編集長 
松本博樹 Hiroki Matsumoto
節約のテクニックをはじめとしたお金に関するさまざまな情報を扱うWebサイト『ノマド的節約術』の編集長。2011年に会社員からフリーランスに転身。その時期に、自宅を新築したり、子供が誕生したり、お金に困ったのがきっかけで同サイトを立ち上げました。2014年に株式会社cocowaを設立し、現在は代表取締役として複数のWebサイトの運営に携わっていらっしゃいます。
株式会社cocowa
株式会社cocowa
株式会社cocowaは、節約情報サイト「ノマド的節約術」や、お土産情報サイト「OMIYA!」など、複数のWebサイトを運営されている会社。
人気サイト「ノマド的節約術」は27人の編集・ライターが在籍し、記事数5,800以上。
今後は、ゲストハウスやコワーキングスペースのような「場づくり」にも注力していきたいそうです。
文賢を使う前の課題
使った後の効果
ISSUE
課題
運営しているサイトが大きくなるにつれて、編集やフィードバックの負担が増えていた
同じフィードバックを何度もしなければならないことが多かった
編集やフィードバックに追われ、経営戦略といった代表取締役としての仕事をする時間が減っていた
BENEFIT
効果
文賢を使うことで、1記事当たりの校正・推敲作業が減り、より多くの記事を確認できるようになった
ライターや編集者の方々に文賢を使ってもらうことで、書いてもらう記事の精度が高くなった
自分の作業時間が減ったことで、経営方針や企画を考える余裕ができ、アイデアが生まれやすくなった
INTERVIEW
株式会社cocowaの松本博樹さま
サイトの成長に伴い、編集やフィードバックの負担が増加・・・。
時間を「節約」するために文賢を導入した。
Akaki
Akaki

というわけで、今回は『ノマド的節約術』を運営されている松本さんにインタビューさせていただきます。

『ノマド的節約術』は、節約のノウハウをはじめとしたお金に関する記事を5,800以上も公開されているWebサイトですが、そもそもどうして立ち上げられたのでしょうか?

Matsumoto
Matsumoto

2011年に会社を辞めてフリーランスになったときに、仕事のあてがなくお金に困ったことがきっかけです。

このままではお金が増える見込みがないという状況で、貯金をいかにして減らさないかということを考えたときに、「とりあえず節約するしかない」と思いました。
そうして節約生活を送る中で身につけたコツや考え方を、『ノマド的節約術』として記事にし始めました。

Akaki
Akaki

そんな経緯があったんですね。
『ノマド的節約術』の記事を読ませていただくと、実体験を交えながらわかりやすい言葉で解説されていて、お金に詳しくない私でも本当に読みやすいと感じます。
記事を制作するうえで、どんなことに気をつけていらっしゃるのでしょうか?

Matsumoto
Matsumoto

記事を制作する上では、どんな言葉を使うかということに気をつけています。

実は、サイトを立ち上げた当初は、恥ずかしながら言葉そのものについてほとんど何も考えていませんでした。

ですが、記事を書き続けていくうちに、言葉の使い方ひとつで読者が記事から受ける印象が変わるということが肌感覚でわかるようになってきました。
それがわかったのは、記事を読んでくださった方のSNSなどの投稿です。
「この説明がわかりやすかった」「優しい口調なので読んで安心する」そういった感想を目にするたびに、言葉は大切に使わないといけないということがわかってきたんです。

それからは、「優しい言葉を使って、相手に不快な気持ちを与えないように」という意識をもって執筆するようになりました。

Akaki
Akaki

なぜ文賢を導入されたのでしょうか?

Matsumoto
Matsumoto

「時間を節約したかった」ということが大きな理由です。

僕は今、自分で記事を執筆するだけでなく、ライターさんの記事の編集もしています。
そんな中、ライターさんが増えてきたことで、編集やフィードバックの量が増えてしまい、自分で記事を執筆する時間がなくなってきたんです。
そこで、編集やフィードバックにかかる時間をなんとか減らせないかと考え、文賢を導入することにしたんです。

ライターさんには、記事を書いたら文賢のチェックを通してから納品してもらっていますし、僕自身も記事を執筆するときに必ず文賢に通しています。

文賢を導入したきっかけを語る松本さま
繰り返し使うことでメンバーの成長を実感。
文賢のおかげで「時間の余裕」が生まれ、経営のアイデアも生まれた。
Akaki
Akaki

ライターさんに文賢を使ってもらうようになって、松本さんの編集やフィードバックにかかる時間は減りましたか?

Matsumoto
Matsumoto

導入前と比べると、僕が編集したりフィードバックしたりする時間は減りました。
1記事ごとの確認時間が短くなったので、その分、いろいろな人の記事に目を通せるようになりました。

ライターさんには、文賢を使って自分自身で文章を確認してもらい、それを反映して・・・ということを繰り返してもらっています。
ですから、執筆を重ねるごとに自分のクセを知り、文章がよくなっていると思います。
また、各人の執筆のスピードが上がり、書ける記事の幅も広がって、メンバーの成長を感じています。

ちなみに、ライターさんだけでなく、編集担当の方も文賢を使っています。
文賢には便利な機能がたくさんあり、どんどん機能がバージョンアップしていくので助かっているそうです。
たとえば、「まず最初に」のような、つい使いがちな重複表現を指摘してくれて、「よく忘れてしまう視点に気付けるので助かる!」と言っていました。

Akaki
Akaki

文賢の導入がライターさんや編集者さんのスキルアップにもつながっているんですね。
一方で、松本さん自身にも何か変化はありましたか?

Matsumoto
Matsumoto

記事に目を通す時間が短縮できたことで、自分が本当にやりたいことをもっとできるようになったというのが大きいです。

文章のチェックやフィードバックって、結構作業的なところがありますよね。
そういったことに時間を使いすぎると、経営者として経営方針や企画を考える時間がとれなくなってしまい、だんだん心に余裕をなくしてしまうんです。

文賢で作業時間が減ることで自由に使える時間が増えて、アイデアが広がるきっかけになっていると実感しています。

文賢を導入してからの変化をお話しする松本さま
言葉には人を変える力がある。
読み手が自分で考え、行動するきっかけになる言葉を紡いでいく。
Akaki
Akaki

文賢を使うことで時間に余裕が生まれ、経営もサポートするような存在になっているとしたら、本当にうれしいです。
ところで、松本さんは日々、サイトの運営を通して言葉と向き合ってらっしゃいますが、そのときに一番大切にしていることは何でしょうか?

Matsumoto
Matsumoto

強すぎる言葉を使わないように気をつけています。

Akaki
Akaki

強すぎる言葉を使わない・・・?

Matsumoto
Matsumoto

はい。
たとえば、何かの情報を伝える際、あまり強く断定しないようにしたり、強く押しつけたりしないようにしています。

たとえば、答えがひとつしかないように思えることであっても、視点を変えれば、ほかに答えが見つかるかもしれません。

もし、僕が「これはこうだ」と断定してしまうと、その人が新たな答えに出会う機会を奪ってしまうことにつながりかねません。
だから、強すぎる言葉を使わないようにしているんです。

さらにいえば、記事を読んで行動するかどうかは、読み手自身に決めてもらうのが大切だと僕は思っています。
読んだ人が自分で考えて行動できるようにしたいので、「絶対こうですよ」というのは、よっぽどのことでなければ言わないようにしています。

僕は、考えるきっかけをつくり、行動を後押しできる言葉を紡いでいきたい。
これは、ライターさんへのフィードバックを行うときも一緒です。

Akaki
Akaki

文賢も、ユーザーを説得するのではなく、いろいろな視点を提案して、自分で考えてもらうことを大切にしているので、松本さんのお考えと共通点があると感じました。

Matsumoto
Matsumoto

言葉は使い方を誤ると、人を苦しめる「呪い」になってしまうけれど、その反面、人にポジティブな変化をもたらす「愛」にもなります。

私が人と話したり、SNSを見たりして思うのは、他人にネガティブなことを言われ続けて自信を失っている人が多いんじゃないかということです。
でも、人にはそれぞれ良い面が絶対にあります。
だから、僕はいろいろな人たちの良い面を見つけ、ポジティブな言葉を伝えることを意識しています。

Akaki
Akaki

とても素敵だと思います。 それでは最後に、文賢へのメッセージをお願いします。

Matsumoto
Matsumoto

文賢は、自分たちにない視点を与えてくれるツールです。 「これはこうだ」と断言するのではなく、「これはこうではないですか?」と優しく寄り添ってくれる。 その視点こそ、ユーザーへの愛が成せる視点だなあと思います。

Akaki
Akaki

松本さん、本日はありがとうございました!

Matsumoto
Matsumoto

こちらこそ、ありがとうございました!

文賢へのメッセージを伝える松本さま
※本インタビューに記載の肩書きや数値、固有名詞、場所などは取材当時(2019年6月)のものです。
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